- 商品コード:
-
082
講座|工芸と私4|
山本野人|骨董40年
- 販売価格(税込):
-
3,500
円
- 関連カテゴリ:
満席につき受付終了しました。
■日時……2016年6月4日(土)14時-16時■開場13時半
■場所……MGP矢来スタジオ■東京都新宿区矢来町102-3(神楽坂)
■定員……30名
■内容……作り手、売り手、使い手の方々と、「工芸」のことを考えるシリーズです。4回目は山本野人さん(聞き手に茶人の木村宗慎さん)。豊橋在住、平安の器物と仏教美術を主とする収集家です。骨董道楽の酸い甘いを知り、ときに歯に衣着せない言も魅力。『工芸青花』2号では山本さんのコレクションに川瀬敏郎さんが花をいけました。4号では御自宅その他、古い礎石のある庭について寄稿していただいています。
■講師……山本野人 やまもと・やひと
1950年愛知県生れ。美容皮膚科医師。収集家。文筆家。往時は画家を志し、新制作協会展、毎日現代美術展に出品。その後渡仏し、サロン・ド・コンパレゾン、ノーベン・バーヴィトリー等に出品しつつ、銅板工房アトリエ17に学ぶ。帰国後は医師業に専念する。著書に『戯れの骨董 うたかたの仏教美術』(淡交社)。
■山本さんから……ぼつぼつと、街中を気ままに散歩するように、モノに追い立てられるように収集してきました。いつの間にか40年です。骨董をはじめて、いろいろ見て、何か変わるかと思ったのですが、とりたてて何も変わっていないような気もします。権威や金に依らぬよう、自分の能力の愚かしさを自覚し、いまだ見えてこない高みを信じて気張ってきました。それでも流されることばかりだったと反省しています。素でモノを見るということは、何も難しいことではなく、内なる自分探し、先祖帰りであったようにも思われます。私の分身の、はぐれモノの酒器と拙いコレクション20点ほどを酒の肴に展覧いたします。なんとか皆様を煙に巻きたいと思っています。
■青花の会より……お申込みいただいた方には受講票を郵送いたしますので、講座当日に御持参ください(本講座の受講票で6月4日と5日に開催する「青花の会|骨董祭」にも入場できます)。お申込みの受付は本サイトのみ(クレジットカード決済)ですが、他の方法を御希望の方は下記までお知らせいただけましたら幸いです。
■問合せ……青花の会/新潮社
T03-3266-5378■F03-3266-5419■info@kogei-seika.jp
■協力……MGP矢来スタジオ/NPO法人 昭和を記憶する会