*青花会員は2,500円で御参加いただけます(先日メイルでお送りしたURLからお申込みください。御不明の場合は以下へお知らせください)
info@kogei-seika.jp
■日時……2022年3月25日(金)19時半‐21時半|開場19時
■場所……一水寮悠庵|東京都新宿区横寺町31-13(神楽坂)
■定員……15名
内容……作り手、売り手、使い手の方々と、「工芸」のことを考えるシリーズです。今回は、3月25日から29日まで東京の工芸青花でおこなう「赤穂緞通」展(以下)を機に、赤穂緞通の作家であり収集家でもある阪上梨恵さんのお話をうかがいます。
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20220301.html
講師……阪上梨恵 Rie Sakagami
1983年神戸生まれ。大学で美術史を学び、服飾や産業振興の仕事を経て赤穂緞通に出会う。根来節子氏に師事したのち、2019年に独立。赤穂御崎に工房を構える。新作緞通の制作と古作の収集、再生に取り組み、寺院や博物館収蔵品の修復も手がける。
阪上さんから……絨緞は海外のもの。私は赤穂緞通と出会うまでそう思い込んでいました。かつて日本でも手織りの絨緞=緞通が盛んに作られていた時代があり、今も織り続けられていることはあまり知られていません。大陸を渡り海を越えて伝わった絨緞文化は、東の果ての日本で如何に花開き独自の発展を遂げたのでしょうか。
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最も古く、江戸の元禄年間からある佐賀の鍋島緞通と、それに続く大阪の堺緞通、そして兵庫の赤穂緞通。主な三つの産地の緞通には、素材や文様など相互に影響しつつ発展したと思われる共通点と、製法や道具など異なる点があります。中でも赤穂緞通の機の形状や、鋏を使った仕上げの技法、糸への糊付けなどは他に類を見ないものです。緞通の実物を見比べながらそれぞれの特徴を知っていただき、赤穂緞通の創始者である児嶋なかが何に影響を受け、何を目指したのかを考えていきます。
青花の会より……お申込みいただいた方には受講票を郵送いたしますので、講座当日に御持参ください。お申込みの受付は本サイトのみ(クレジットカード決済)ですが、他の方法を御希望の方は下記までお知らせいただけましたら幸いです。
問合せ……青花の会/新潮社
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