1|2022年1月18日(火)18時-20時半
2|2022年2月19日(土)*課外授業(住宅見学会)
3|2022年3月15日(火)18時-20時半
4|2022年4月19日(火)18時-20時半
5|2022年5月26日(木)18時-20時半
6|2022年7月5日(火)18時-20時半
7|2022年7月28日(木)18時-20時半
8|2022年8月23日(火)18時-20時半
場所……自由学園明日館|東京都豊島区西池袋2-31-3(目白)
定員……10名
内容……住宅建築の名手ふたり、中村好文さんと増田奏さんに教わりながら、「暮したい家」を設計してみませんか(おふたりは吉村順三設計事務所の元同僚で、息のあった「かけあい」により、なごやかに、多角的に「よい住宅とはなにか」をまなぶことができます)。
*実務経験3年以上の方は「プロ教室」(以下)を御検討ください。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=680
講師……中村好文 Yoshifumi Nakamura
建築家。1948年千葉県生れ。武蔵野美術大学建築学科卒業。宍道建築設計事務所勤務後、都立品川職業訓練校木工科で家具製作を学ぶ。その後吉村順三設計事務所に勤務し、1981年、自身の設計事務所レミングハウス設立。87年「三谷さんの家」で吉岡賞、93年「一連の住宅作品」で吉田五十八賞特別賞を受賞。主な作品に「上総の家ⅠⅡ」「museum as it is」「Rei Hut」「伊丹十三記念館」など。著書に『住宅巡礼』『住宅読本』『意中の建築』(いずれも新潮社)、『普段着の住宅』(王国社)、『中村好文─普通の住宅、普通の別荘』(TOTO出版)など。
講師……増田奏 Susumu Masuda
建築家。1951年横浜生れ。早稲田大学大学院建築学科修士修了。1977-86年、吉村順三設計事務所勤務、中村好文氏と出会う。1987年、SMA設立、今日に至る。著書に『住まいの解剖図鑑』(エクスナレッジ)など。
講座内容
「住宅設計のA→Zを知ろう」
第1講|1月
・講座内容の案内
・小住宅の魅力について……スライドによるレクチュア
・小住宅設計の課題出題……課題内容の説明と質疑応答
第2講| 2月
・課外授業……小住宅見学会+懇親会 *交通費・飲食費は各自負担
第3講|3月
・エスキース(計画案)発表その1……講評+アドヴァイス
*プログラムからダイアグラムを作ってみよう!
第4講|4月
・エスキース発表その2……講評+アドヴァイス
*ダイアグラムからゾーニングを案配してみよう!
第5講|5月
・お楽しみ即日設計……発表+講評
第6講|7月
・エスキース発表その3……講評+アドヴァイス
*プランニングから断面と屋根の形を考えよう!
第7講|7月
・エスキース発表その4……講評+アドヴァイス
*プランニングを「見せる図面と模型」にしてみよう!
第8講|8月
・最終回……作品発表+講評会
中村さんから……この住宅設計講座は今回で6回目になります。1回目の最終回にゲスト講師として受講者の作品を講評してくれた『住まいの解剖図鑑』の著者の増田奏さんは「教え上手」かつ「教え好き」という得難い人材なので、2回目からこの講座の専任講師に迎えて、ぼくと2人(白髪コンビ)で教えることになりました。個性の異なるふたりの講師の授業は「建築」とりわけ「住宅」に関する古今東西のエピソードを随所に交えながら進んでいく自由闊達なスタイルが特徴と言えるかもしれません。
ここで講座の内容を簡単にご紹介します。「一般教室」では、受講者の皆さんに、小住宅の設計をしてもらいます。ぼくたちは、皆さんのアイデアに耳を傾け、設計案を見せてもらいながら、住宅建築家の立場から、手を差し伸べたり、口を挟んだり、背中を押したり(ときには足を引っ張ったり)して、受講者それぞれのアイデアとこだわりを盛り込んだ基本設計案をまとめ上げるところまで、お付き合いします。
増田さんから……設計実務を始めた設計事務所で中村さんと出会ったのは、もう45年も前のことです。お互いに未だ20代でした。それをきっかけに、中村さんからは建築関係だけでなく、美術・工芸・文学・音楽・映画……多くのことを教わりました。私が青春時代を卒業し、ひとり立ちすべき頃でしたので、その後の私の「考え方・生き方」に大きな影響がありました。今でも尊敬する「兄貴」ですね。
一方で、設計実務や日々の暮らしを重ねて行く間に、私自身の「考え方・やり方」も試行錯誤を繰り返しながら、やっと固まって来たところです。今は、中村さんとは「とても近くて、かなり遠い」自分を見ております。
中村さんが住宅設計講座の講師の相方に私を選んでくださったのも、そんな「共感」と「異論」を、敢えて教室に持ち込もう! という意図に違いありません。中村さんに遠慮することなく、丁々発止、講座を盛り上げて行こうと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。
青花の会より……お申込みいただいた方には受講票を郵送いたしますので、講座当日に御持参ください。お申込みの受付は本サイトのみ(クレジットカード決済)ですが、他の方法を御希望の方は下記までお知らせいただけましたら幸いです。
問合せ……青花の会/新潮社
T03-3266-5378 F03-3266-5419 info@kogei-seika.jp
*自由学園明日館の新型コロナウイルス感染予防策について
・検温・手指消毒・マスク着用の御協力をお願いします。
・発熱や体調不良等、風邪症状がある場合は入館をお控えください。明日館の規定により、37.5度以上の場合は御入館いただけません。
・受講者のみなさまの氏名と電話番号を明日館に提出します。受講者の罹患が判明した場合、明日館が保健所にその情報を提出します。それ以外の目的では使用しません。