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064
青花の会|講座|
青柳恵介|謡曲を読む6|江口
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3,500
円
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■日時……2016年4月6日(水)19時-21時■開場18時半
■場所……MGP矢来スタジオ■東京都新宿区矢来町102-3(神楽坂)
■定員……30名
■内容……日本の美術工芸をよく理解するには能楽を知らなければと、あるときから思うようになりました。毎回1曲ずつ、謡曲の詞章をまさに腑分けするように味読してゆきます。
1「井筒」世阿弥作
2「景清」作者不明
3「弱法師」観世元雅作
4「融」世阿弥作
5「蟬丸」作者不明
6「江口」観阿弥・世阿弥作
■講師……青柳恵介 あおやぎ・けいすけ
古美術評論家。国文学者。1950年東京都生れ。成城大学大学院博士課程修了。能楽は喜多流シテ方友枝雄人に師事。著書に『風の男 白洲次郎』(新潮社)、『骨董屋という仕事』(平凡社)、『白洲次郎と白洲正子―乱世に生きた二人』(新潮社)など。
■青柳さんから……私はいい能を見たあとには、その謡曲をもう一度読み返してみたくなる。読み返しながら、昨日見た能を頭の中で、私は反芻しているようである。舞台のありさまが目の前にちらつき、能を見ていたときには気付かなかった謡曲の詞章の意味にはっとすることもある。たとえば「井筒」。序ノ舞に入る直前の「昔男に移り舞」という言葉が、転換の言葉であることは知っていたが、あれほどまでに哀切な響きをもって謡われる言葉であったかと先日痛感したし、それに続く「雪を廻らす花の袖」に「明日は雪とぞふりなまし」という歌が響いていることに気が付いた。能の舞台に溶けていた詞章を、彫り出すように謡曲を読むこと、それが私のやってみたいことである。
■青花の会より……回をかさねる講座ですが、各回ごとの受講でも理解できる内容です。お申込みいただいた方には受講票を郵送いたしますので、講座当日に御持参ください。お申込みの受付は本サイトのみ(クレジットカード決済)ですが、他の方法を御希望の方は下記までお知らせいただけましたら幸いです。
■問合せ……青花の会/新潮社
T03-3266-5378■F03-3266-5419■info@kogei-seika.jp
■協力……MGP矢来スタジオ/NPO法人 昭和を記憶する会