*青花会員は3,500円で御参加いただけます(先日メイルでお送りしたURLからお申込みください。御不明の場合は以下へお知らせください)
info@kogei-seika.jp
■日時……2020年10月22日(木)18時半‐20時半
■開場18時
■場所……自由学園明日館ホール
■東京都豊島区西池袋2-31-3(目白)
■定員……35名
■内容……旧約聖書、新約聖書、聖人伝などの物語を、それらを描いた絵画や彫刻とともに解説してゆきます。
■講師……金沢百枝 Momo Kanazawa
美術史家。多摩美術大学美術学部芸術学科教授。西洋中世美術、主にロマネスク美術を研究。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。理学博士・学術博士。2011年、島田謹二記念学藝賞。2016年、サントリー学芸賞。著書に『ロマネスク美術革命』(新潮社)、『ロマネスクの宇宙 ジローナの《天地創造の刺繍布》を読む』(東京大学出版会)、共著に『イタリア古寺巡礼』シリーズ(新潮社)。
■金沢さんから……ラジオ体操にでも通うような感じで、月に1度かふた月に1度、集まりをもつと楽しいのではと思いました。ゆっくり深呼吸するように図像を見て、テクストを読み、みなさんと話しあえる場になるといいですね。
■■青花の会のはじまりと同時に、講座「キリスト教美術をたのしむ」をはじめて、もう5年。旧約聖書、キリスト伝、マリア伝、聖人伝をひととおり終えましたが、ふりかえると、旧約聖書でもっとも大事な「創世記」を、かなりの駆け足でとおりすぎてしまったように思います。そこでもう一度、あらたな視点で「創世記」にとりくみたいと思いました。
■■創世記は3部構成で、人類の曙を語る第1部のつぎは、イスラエル父祖3代の物語になります。教義のうえでも重要ですが、その物語は人間らしい葛藤にみちていて、読むたびにしみじみします。アブラハムと甥のロト、息子イサク、孫ヤコブという3代の家族の話は、美術でも数多く表現されてきました。「アブラハムの饗宴」「ソドムとゴモラの滅亡」「イサクの犠牲」「エサウとヤコブの跡目争い」「ヤコブの梯子」等々。いつものように、ユダヤ教やイスラム教にも視野をひろげて御紹介します。
■青花の会より……回をかさねる講座ですが、各回ごとの受講でも理解できる内容です。お申込みいただいた方には受講票を郵送いたしますので、講座当日に御持参ください。お申込みの受付は本サイトのみ(クレジットカード決済)ですが、他の方法を御希望の方は下記までお知らせいただけましたら幸いです。
■問合せ……青花の会/新潮社
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