*青花会員は2,500円で御参加いただけます(先日メイルでお送りしたURLからお申込みください。御不明の場合は以下へお知らせください)
info@kogei-seika.jp
■日時……2020年7月31日(金)19時‐21時
■開場18時半
■場所……一水寮悠庵
■東京都新宿区横寺町31-13(神楽坂)
■定員……15名
■内容……作り手、売り手、使い手の方々と、「工芸」のことを考えるシリーズです。今回は7月31日より開催する「骨董と歴史:スキタイ」展(以下リンク参照)にあわせて、美術史家の金沢百枝さんを聞き手に、出品者の毛涯達哉さんのお話をうかがいます。
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20200701.html
■講師……毛涯達哉 Tatsuya Kegai
古美術商。1980年東京生れ。東北大学で古環境学、古生物学を専攻。大学院中退後、クラシック音楽関係の会社に就職。仕事の合間に独学でロシア語を習得し、2014年にサンクトペテルブルクへ移住。ロシア内外を旅しつつ、オリエント及びロシア正教の美術品を中心に紹介している(屋号は「ルィノク・ヴレメニ」)。学術的知見を重んじつつ、日本的感性に訴える蒐集を目指す。ロシアではアマチュア・ピアニストとしても活動。
https://www.instagram.com/rynok_vremeni/
■講師……金沢百枝 Momo Kanazawa
美術史家。多摩美術大学美術学部芸術学科教授。西洋中世美術、主にロマネスク美術を研究。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。理学博士・学術博士。2011年、島田謹二記念学藝賞。2016年、サントリー学芸賞。著書に『ロマネスク美術革命』(新潮社)、『ロマネスクの宇宙 ジローナの《天地創造の刺繍布》を読む』(東京大学出版会)、共著に『イタリア古寺巡礼』シリーズ(新潮社)。
■毛涯さんから......黒海からシベリアに渡って紀元前9世紀から前4世紀頃に栄えた騎馬遊牧民族スキタイは、ギリシアや周辺諸国との対立・交易によって富を築き、黄金製品を数多く遺したことで知られています。彼らの移動手段、軍事力として欠かせなかった馬には、呪術的な意味が込められたと思われる動物意匠の青銅の装飾品が装着されていました。一言で動物意匠と言っても、その様式には変遷があり、地域による差異もあります。黒海北岸、コーカサス、シベリアの青銅器から、スキタイ人の信仰や他文化の影響などを読み取ります。
■青花の会より……お申込みいただいた方には受講票を郵送いたしますので、講座当日に御持参ください。お申込みの受付は本サイトのみ(クレジットカード決済)ですが、他の方法を御希望の方は下記までお知らせいただけましたら幸いです。
■問合せ……青花の会/新潮社
T03-3266-5378
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