*青花会員は2,500円で御参加いただけます(先日メイルでお送りしたURLからお申込みください。御不明の場合は以下へお知らせください)
info@kogei-seika.jp
■日時……2020年3月27日(金)19時-21時■開場18時半
■場所……一水寮悠庵■東京都新宿区横寺町31-13(神楽坂)
■定員……25名
■内容……作り手、売り手、使い手の方々と、「工芸」のことを考えるシリーズです。今回は「yamahon的工芸」展(3月27日-4月5日@工芸青花/神楽坂。以下リンク参照)の関連企画として、「gallery yamahon」と「京都やまほん」の代表であり、建築家でもある山本忠臣さんのお話をうかがいます。
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20200301.html
■講師……山本忠臣 やまもと・ただおみ
ギャラリスト/建築家。1974年三重県生れ。製陶所に生まれ、陶磁器に囲まれて育つ。建築設計事務所、工務店勤務後、故郷の伊賀に戻る。2000年「gallery yamahon」開廊。2011年「うつわ京都やまほん」開廊。2017年、寺町二条に移転し「京都やまほん」と改名。2008年「やまほん設計室」を開業。 2017年「studio yamahon」と改名。
■山本さんから......2月22日、The Japan Foundation, Sydney が開催する「生活工芸」展のオープニングに、木工家の三谷龍二さんと行って来ました。初日のトークイベントには150人ほどの聴衆が集まり、日本の工芸に対する関心の高さを肌で感じましたが、異なる文化圏で「生活工芸」を理解してもらうには、やはり言葉の補足も必要です。
■■今回は「生活工芸」の英訳を「OBJECTS FOR INTENTIONAL LIVINGS」としました。「意図的な(丁寧な、簡素な)暮らしの物たち」というニュアンスです。Intentional livingとは「個人もしくは集団が、その価値観、その信念に従って生きようとするライフスタイル」とのことでしたが、それを聞いて私の脳裏に思い浮かんだのは、シェーカー教団の生活でした。
■■■キリスト教の一派であるシェーカー教徒は、コミュニティを形成し、厳格な規律と自給自足の質素な生活を営みました。その中で生まれた美しい生活道具は、その後、世界のデザインに大きな影響を与えました。日本でも、シェーカー家具や、オーバルボックスの名で知る人も多いのではないでしょうか。
■■■■シェーカーと同様、「生活工芸」もまた、生活(Intentional living)と物(Objects)の関係性によるものと考えています。日本で受け継がれて来た工芸や生活の在り方から生まれた「生活工芸」は、これからどのように形を変え、広がるのでしょうか。皆さんと一緒に語り合いたいと思います。
■青花の会より……お申込みいただいた方には受講票を郵送いたしますので、講座当日に御持参ください。お申込みの受付は本サイトのみ(クレジットカード決済)ですが、他の方法を御希望の方は下記までお知らせいただけましたら幸いです。
■問合せ……青花の会/新潮社
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