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295

講座|工芸と私36|
松本武明+山内彩子|
工芸ギャラリーの役割

販売価格(税込):
3,500
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■日時……2019年11月6日(水)19時-21時■開場18時半

■場所……一水寮悠庵■東京都新宿区横寺町31-13(神楽坂)

■定員……25名

■内容……作り手、売り手、使い手の方々と、「工芸」のことを考えるシリーズです。今回は工芸ギャラリーをいとなむおふたり、うつわノートの松本武明さんと Gallery SU の山内彩子さんの対談です。来年2020年2月14-16日に「青花の会|工芸祭」と題して、ギャラリーと工芸の現在/未来を問う会(展示会)を神楽坂でおこなうのですが(以下リンク参照)、松本さん、山内さんにはその監修者として、テーマ設定やギャラリー選定等お願いしています。工芸祭の主旨、意図について、おふたりにうかがいます。
https://www.kogei-seika.jp/seikafes/kogei2020.html

■講師……松本武明 まつもと・たけあき
1961年山口県生れ。電気メーカー、通信会社勤務を経て、2011年に埼玉県川越市に「ギャラリーうつわノート」を開設。

■講師……山内彩子 やまうち・あやこ
1977年神奈川県生れ。上智大学文学部社会学科卒業。大学卒業後3年間出版社に勤務し、その後銀座の「ギャラリー無境」(2009年閉廊)に7年間スタッフとして勤務。この間にロベール・クートラスの作品と出合い、強く魅かれる。2010年、麻布台に「Gallery SU」開廊。ロベール・クートラスのほか、日本の現代作家の作品をジャンルを規定せず紹介している。

■松本さんから……今はきっと流行らないと思うのですが、ギャラリーを始める前も、始めてからも常々言葉にすることを心掛けてきました。もちろん営業上の理由なのですが、できれば単なる物の解説だけではなく、その背景や時代の中での意味を探りたいと思ってきました。大きな視点で見るならこの20年間くらいに工芸や古道具を起点にして、美の解放(置かれる場所や接し方)が起こっていると思うのですが、ここ数年のインスタ映えや海外需要に流されてブームで終わってしまっては困る訳です。ギャラリーという役割が相対的に希薄化する中で、ものを意味づけること、批評性をもつこと、不器用であってもそういう行為を続けておかないと消えてしまいそうで……。工芸祭はギャラリーの視点を問うと共に、見る側の意識も触発しなければと思っています。このところの生活工芸の質の変化も、あと数年もすれば何だったのかわからなくなる。誰も断ずることは出来ないにしても、何かしら語るなり記録しておかないと。確かにあの頃に変わり始めたよねという認識を持てるように、時代の句読点として必要なんじゃないかと思っています。

■山内さんから…ギャラリースタッフ時代が7年、自分でギャラリーを開いてもうすぐ9年。16年近くギャラリーという場に身を置き、時代の変遷を見つめてきました。私が社会に出た時には既に日本経済は低迷状態でしたので、16年前もいまもギャラリーと作家を取り巻く状況が苦しいことに変わりはありませんが、抱えている問題の質は変化してきています。『「生活工芸」の時代』で「桃居」店主の広瀬さんがお書きになっているように、〈作り手も売り手もきびしいことは事実です。それでもあえてこの仕事をえらび、きびしさ、つらさを「よろこび」に転化できる人々がつづければいい。よい時代になると思います〉という流れになっていくことを願いつつ、そのためにできることを……と、「青花の会|工芸祭」の監修を務めさせて頂くことにしました。企画メンバーである『工芸青花』編集長の菅野康晴さん、「ギャラリーうつわノート」店主の松本武明さんと議論を深め、「青花の会|工芸祭」を意義あるものとしていきたいと思っています。

■青花の会より……お申込みいただいた方には受講票を郵送いたしますので、講座当日に御持参ください。お申込みの受付は本サイトのみ(クレジットカード決済)ですが、他の方法を御希望の方は下記までお知らせいただけましたら幸いです。

■問合せ……青花の会/新潮社
T03-3266-5378■F03-3266-5419■info@kogei-seika.jp
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