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227

講座|工芸と私20|藤田康城|
モノを読むひとー古道具坂田と「骨董」概念の変容

販売価格(税込):
3,500
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■日時……2018年5月10日(木)19時-21時■開場18時半

■場所……一水寮悠庵■東京都新宿区横寺町31-13(神楽坂)

■定員……25名

■内容……作り手、売り手、使い手の方々と、「工芸」のことを考えるシリーズです。今回は現代演劇の演出家であり、骨董収集家でもある藤田康城さんのお話です。

■講師…… 藤田康城 ふじた・やすき
舞台演出家。シアター・カンパニーARICA主宰。1962年東京生れ。多摩美術大学芸術学科、東京都立大学(現・首都大学東京)人文学部・フランス文学科卒業。11才の頃から毎週末父に連れられ、新劇を中心に舞台を見る。杉村春子、太地喜和子、滝沢修、宇野重吉ら、「名優」の舞台に感銘を受けるが、10代も後半になると、少しずつ、「訳のわからないもの」に惹かれるようになり、安部公房スタジオ、赤テント、天井桟敷ら、前衛・アングラ演劇に興味を移し、20歳前後で、サミュエル・ベケットと太田省吾の転形劇場に決定的な影響を受ける。そのミニマルな表現世界から、舞台のみならず、アヴァンギャルドな美術、音楽にも関心を広げた。特に美術に於いては、美大で「もの派」の菅木志雄、李禹煥の講義を受け、モノと世界の関係を思考することの重要性を知り、深く感化された。2001年、元転形劇場のアクター・安藤朋子、詩人・批評家の倉石信乃、プロデューサー前田圭蔵、「さる山」を主宰し音楽家でもある猿山修らと、シアター・カンパニーARICAを創立。その全ての演出を担当。今日まで活動を継続し、海外公演も多数。現在、多摩美術大学・統合デザイン学科非常勤講師。

■藤田さんから……1994年に初めて古道具坂田に出かけました。その年に、美術館 as it is が開館し、続いて訪れました。単なるディスプレイとは違う、モノと空間の関係に目を開かれました。例えば、現代美術の分野では1960年代末から、日本の「もの派」やイタリアの「アルテ・ポーヴェラ」など、モノが空間に配置された〈状況〉を重視する作家たちがいます。もちろん、それらの作品と坂田さんの取り組みは違います。坂田さんが、モノと空間の関係について、美術作家のような意識で〈表現〉をしているわけではないでしょう。しかし、1990年代の半ばくらいから、観客や買手である私たちに、あるいは道具商の側にも、モノそのもの美や価値だけでなく、それが置かれた空間・状況全体を意識するような感性が成熟しつつあったのだと思います。そんな中、坂田チルドレン、坂田フォロアーと、ひとくくりには出来ない個性的な道具商が現れます。それらを代表する道具商「さる山」「タミゼ」「アンタイディー」は、坂田さんとは違う、それぞれのモノや空間に対してのアプローチをしています。私が経験的に知る、「骨董」に対して新しい見方を提示してきた人々と、坂田さんの仕事について、それと共振していると思われる現代芸術にも触れつつ、お話します。

■青花の会より……お申込みいただいた方には受講票を郵送いたしますので、講座当日に御持参ください。お申込みの受付は本サイトのみ(クレジットカード決済)ですが、他の方法を御希望の方は下記までお知らせいただけましたら幸いです。

■問合せ……青花の会/新潮社
T03-3266-5378■F03-3266-5419■info@kogei-seika.jp
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