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118

講座|工芸と私7|広瀬一郎|
「桃居」という店のありかた

販売価格(税込):
3,500
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*満席につき受付終了しました


■日時……2016年10月9日(日)15時-17時■開場14時半

■場所……MGP矢来スタジオ■東京都新宿区矢来町102-3(神楽坂)

■定員……30名

■内容……作り手、売り手、使い手の方々と、「工芸」のことを考えるシリーズです。今回は西麻布のギャラリー「桃居」主人、広瀬一郎さんのお話。桃居ではほぼ毎週、器を主とする工芸作家の個展がひらかれています。ベテランから新人まで、ジャンルも陶・漆・金工・ガラス……とかたよりがなく、桃居にかよっていれば、いまみるべき器作家のほとんどを知ることができる、と、工芸に関心をもつ若い人にすすめたことがあります。「編集者のように」と広瀬さんがいうこのかたよりのなさは、一見クールな姿勢にみえますが、お話をうかがうと、近代の工芸史を意識しつつ現代工芸を歴史化しようとする、確たる意志のあらわれでした。この30年、多くの器作家をみてきた広瀬さんがいまなにを考えているのか、うかがいたいと思います。会の後半は、木工作家の三谷龍二さんにも御参加いただく予定です。

■講師……広瀬一郎 ひろせ・いちろう
1948年生れ。1987年、東京西麻布に「桃居」開店。

■広瀬さんから……「桃居」を始めたのは1987 年です。日本の社会全体が右肩上がりで、軽い躁状態に包まれていました。奇妙な明るさと気だるいような虚無感が背中合わせの不思議な時代でした。何かに飽きつつ、何かに飢えている、しかるに、その何かをまだ自分はうまく言いあてることができない、そんな気分のなかで生きていたように思います。年齢も40歳目前でした。転職は大きな賭けでもあります。大した需要も見込めぬ地味な器屋稼業になぜ飛び込んでしまったのか、今でもうまく解答が出せずにいます。あの時代とあの時代を生きていた自分への静かな苛立ちと、ひとつの反措定だったようには思うのですがーー。30年近い時間が経過して、果たして自分に何ができたのか、心許ない限りですが、せいいっぱい考えてみたいと思います。

■青花の会より……お申込みいただいた方には受講票を郵送いたしますので、講座当日に御持参ください。お申込みの受付は本サイトのみ(クレジットカード決済)ですが、他の方法を御希望の方は下記までお知らせいただけましたら幸いです。

■問合せ……青花の会/新潮社
T03-3266-5378■F03-3266-5419■info@kogei-seika.jp

■協力……MGP矢来スタジオ/NPO法人 昭和を記憶する会
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