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通信講座|古道具坂田と私2|山口信博|何ともなくて、何ともあるもの

通信講座|古道具坂田と私2|山口信博|何ともなくて、何ともあるもの

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公開……2023年1月19日-2023年4月16日/約100分
*公開期間後は御購入者も本講座(動画)を視聴できなくなりますので御注意ください
*本講座は2022年11月に工芸青花で開催された講座「古道具坂田と私2」と同じ内容です


内容……東京目白にあった「古道具坂田」(1973-2020)は、骨董商の坂田和實さん(1945-2022。著書に『ひとりよがりのものさし』等。「museum as it is」創立者)がいとなんでいた店で、その質素な構えに反して、とくに1990年代以降は、分野も世代も国境もこえて多くの人々の心を照らし、ときには人生観までかえてしまうような店でした。そんな坂田さんの仕事について、さまざまな人に、さまざまな視点から語っていただこうと思います。
http://asitis.sakatakazumi.com/


講師……山口信博 YAMAGUCHI Nobuhiro
グラフィックデザイナー。1948年生れ。桑沢デザイン研究所中退。コスモPRを経て1979年独立。2001年有限会社山口デザイン事務所、同時に折形デザイン研究所設立。主な仕事に住まいの図書館出版局『住まい学大系』全100冊のブックデザイン、鹿島出版会『SD』のアート・ディレクターなど。著書に『白の消息』(ラトルズ、2006)、『つつみのことわり』(私家版、2013)、句集『かなかなの七七四十九日かな』(私家版、2018)など。2018年「折りのデザイン」で毎日デザイン賞受賞。


山口さんから……museum as it is で、個人コレクション展の第2回が2007年3月16日からスタートしている。その少し前の1月7日に既に『おじいちゃんの封筒』がラトルズから上梓されていた。この出版に関わった全員に共感が生まれ、目に見えないある促しに動かされ、本はあっという間に完成していた。不思議な体験だった。『おじいちゃんの封筒』の坂田和實の巻頭言の「只」から引用しよう。

〈藤井咲子さんがおじいちゃんの作った封筒のカラーコピーをもって訪ねて来てくれた時は、参った、素直に脱帽。心をグイと掴まれ、興奮し、喋り続けた。
 売りものでない、又、ボランティアみたいに人助けを意図するでもない、身近にあって不用なもので作った“紙の仕事”、こんな何の変哲もないものがこちらの心に強く響いてくるのはどうしてなのだろう。 (中略) 只とは、そのままで良い、そのままで救われるという世界。我々のように、いったん知恵の実を食べた、頭でものをとらえようとする人間には難しい世界、只を意識すれば只ではなくなる世界でもある。
 浄土真宗には、ただナンマンダブ、ナンマンダブと一心に念仏を称える妙好人という人達がいるそうだ。愚直だとも思えるその方々の信心を、分別の世界に住む我々が知で理解しようとしても、チンプンカンプン、その世界には入り込めない、が、仏様に一番近い所に居るのは間違いなくその人達だろう。そして、黙々とこなされたおじいちゃんの仕事は、この世界と確実に重なっている〉

そこには、物の背後にある「霊性」に眼差しを向けている坂田和實の本質が素直に語られている。本の制作に関わった我々に生まれた、共感や促しも同じ「霊性」を源としていたのかもしれない。


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